相乗効果を期待できるのが魅力です

2016年12月24日
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漢方薬などで使われている生薬というのは、主に植物などの成分から抽出されることが多いですが、その他にも動物や鉱物などから成分をもらっているものもあります。そして、そのほとんどが天然産物由来の薬物になりますので、簡単に手に入れられるものではありません。また使い方としては乾燥させたり、切断をしたりなどの簡単な加工をして使われることが多く、専門家によって使いやすいようになっていることが特徴です。種類もたくさんありますが、ニンジンやウコンなどは身近だったり聞いたことがあるものも多数あります。

しかし、効果効能ということではどう体にとっていいのかわからないこともありますので、漢方薬の専門家にアドバイスを受けながら処方してもらうことが正しい使い方になります。生薬というのはそれひとつでも効果を確認することができますが、倍増させるには組み合わせて用いることが大切になります。組み合わせることによって実は新たな効きめが生まれたりしますので、今までの歴史で成果を確認してきていることが信用になっています。

また新しい効能の幅が広がることで、これからの時代にあった薬が出来上がることがありますので、漢方の力は無限だといえます。薬の力を高めるための処方が研究されてきたということは、様々な症状に合わせて植物同士を組み合わせたりすることは、学問として成り立っているということがわかります。そして、相乗効果が期待できるところが偉大な発見です。